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6. パラメータ解説
(5) F項目:ステータス入力/出力設定項目
ステータス入力/出力に関する設定項目です。
[F10:SO1 Function] ステータス出力端子 SO1 の設定
SO1(ステータスアウト 1)端子に割り付ける機能を設定します。
設定内容
No Function 出力停止(インアクティブ状態) 機能が設定されていませんので,出力しません。
Warning Output
ワーニング時出力
Total Switch 積算SW出力
アラーム(6.5項)参照
正方向内部積算値が設定値以上になった場合,ス
テータス出力します。
設定値は[D23:Ttl Switch Lower]と
[D24:Ttl Switch Upper]で決定します。
H/L Alarm H/L警報出力
流量が下限(L)設定値以下あるいは上限(H)設定値
以上になった場合にステータス出力します。
設定値は[G10:Low Alarm]と[G11:High Alarm]で
決定します。
HH/LL Alarm HH/LL 警報出力
Fwd/Rev Ranges
正逆流量測定
Auto 2 Ranges 自動2重レンジ切換え
Auto 3 Ranges 自動3重レンジ切換え (注1)
Auto 4 Ranges
Ext 2 Answer
Ext 3 Answer
Ext 4 Answer
自動4重レンジ切換え (注1)
外部ステータス入力2重レンジ切換え・
アン サ ー バック
外部ステータス入力3重レンジ切換え・
アン サ ー バック (注1)
外部ステータス入力4重レンジ切換え・
アン サ ー バック (注1)
流量が下下限(LL)設定値以下あるいは上上限(HH)
設定値以上になった場合に
ステータス
出力します。
設定値は[G12:Low Low Alarm]と
[G13:High High Alarm] で決定します。
また,アラームとして出力する場合には,[G33:
Alm-HH/LL]を“Yes”に設定してください。
流体が逆方向に流れた場合に,自動的に逆方向
レ
ンジ
に切換えて測定し,
ステータス
出力を
します。
入力がレンジの100%を越えたとき,自動的に次
のレンジに移るようにする機能です。レンジが切
換わったときに,ステータス出力します。
外部ステータス入力によりレンジを切換えた場合
に,どのレンジを採用しているかをアンサーバ
ックとしてステータス出力します。
内 容 機 能
T0624.EPS
(注1):これらの機能を選択した場合,ステータス出力は2点必要になります。
そのため,[F10:SO1 Function]の設定が自動的に[F11:SO2 Function]の値となります。
([F11:SO2 Function]からはこれらの機能は設定できません。)
(注2):機能毎のSO1およびSO2の動作
[F14:SO1/2 Active Mode]でアクティブモードが“Closed(On)Act”のときは下表のように
動作します。
アクティブモードが“Open(Off)Act”のときは反対の動作になります。
選択機能
SO1(またはSO2)の状態
Closed(O n ) Open(Off)
Warning(警告状態)
設定値以上
H/L警報状態
HH/LL警報状態
Rev(逆方向)
Good(正常)
設定値未満
正 常
正 常
Fwd(正方向)
Warning Output
Total Switch
H/L Alarm
HH/LL Alarm
Fwd/Rev Ranges
T0625.EPS
※:“Auto 2 Ranges”,“Auto 3 Ranges”,“Auto 4 Ranges”,
“Ext 2 Answer”,“Ext 3 Answer”,“Ext 4 Answer”は,
【多重レンジの設定】の項を参照してください 。
[F11:SO2 Function] ステータス出力端子 SO2 の設定
SO2(ステータスアウト 2)端子に割り付ける機能を設定します。
選択できる機能は [F10:SO1 Function]と同じですが,Auto 3 Ranges,Auto 4 Ranges,Ext 3
Answer,Ext 4 Answer は,F11 からは選択できません。
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