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6. パラメータ解説
[G21:4-20mA Alarm Out]
アラーム発生時の電流出力の設定
アラーム発生時の電流出力をあらかじめ設定すること
ができます。
設定内容 機 能
2.4 mA以下
4 mA固定
アラーム発生時の電流値に固定
21.6 mA以上
2.4mA or Less
4.0mA
Hold
21.6mA or More
T0633.EPS
[G22:4-20mA Burn Out] バーンアウト出力の表示
CPUの異常時(バーンアウト)の電流出力方向を表示し
ます。なお異常が発生した場合は通信ができなくなり
ます。
標準仕様ではHighに設定されており,異常が発生した
場合は25mAを出力します。
[G30:Alm-Setting] 設定アラームの出力設定
設定アラームをアラームとして認定するかを設定します。
設定内容 機 能
アラームとして認定しない
アラームとして認定する
No
Yes
T0634.EPS
[G31:Alm-Sig Over]
シグナルオーバーフローの出力設定
プロセスアラームであるシグナルオーバーフローをア
ラームとして認定するかを設定します。シグナルオー
バーフローは入力信号異常時に発生します。
設定内容 機 能
アラームとして認定しない
アラームとして認定する
No
Yes
T0635.EPS
[G32:Alm-Emp Pipe] 検出器非満水(空検知)の設定
プロセスアラームである検出器内非満水をアラームと
して認定するかを設定します。
設定内容 機 能
アラームとして認定しない
アラームとして認定する
No
Yes
T0636.EPS
[G33:Alm-HH/LL] HH/LLアラームの設定
プロセスアラームであるHH/LLアラームをアラームと
して認定するかを設定します。
設定内容 機 能
アラームとして認定しない
アラームとして認定する
No
Yes
T0637.EPS
注記
HH/LLアラームをアラームとして認定するためには,
[F10:SO1 Function]または[F11:SO2 Function]にて,
“HH/LL Alarm”を設定し,[G12:Low Low Alarm]ま
たは[G13:High High Alarm]の設定が必要です。
[G34:Alm-Adhesion] 付着診断機能の設定
プロセスアラームである付着診断機能をアラームとし
て認定するかを設定します。
設定内容 機 能
アラームとして認定しない
アラームとして認定する
No
Yes
T0637-1.EPS
注記
AXFA11ではアラームとして3種類のアラーム(シス
テムアラーム,プロセスアラーム,設定アラーム)が
あります。プロセスアラーム,設定アラームについ
ては,アラームとして認定するかどうかをG30から
G34で選択できます。
各アラームの詳細内容およびアラーム認定による出
力への影響は,6.5項「アラーム機能」を参照してくだ
さい。
[G40:Operation Time] 稼働時間の表示
稼働時間を表示します。“1D23:45”は,『1日23時間45
分』の稼働時間となります。
[G41:Alm Record1] アラーム履歴1
発生した最新のアラームの内容を表示します。表示す
るアラームは以下のとおりです。
【アラーム項目】
項 目 内 容
アラーム発生無し
マイクロプロセッサの異常
EEPROMの異常
A/D変換器(高周波側)の異常
A/D変換器(低周波側)の異常
A/D変換
器
(付着検知用
)
の異常
検出器のコイル断線
EEPROMが初期値に戻る
入力信号の異常
検出器非満水(空検知)
電極に絶縁物付着が発生
0 :
スペース16文字(表示なし)
10 : uP Fault
11 : EEPROM Fault
12 : A/D(H) Fault
13 : A/D(L) Fault
14 : A/D(Z) Fault
15 : Coil Open
16 : EEPROM Dflt
30 : Sig Overflow
31 : Empty Pipe
33 : Adhesion Alm
T0638.EPS
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